ChatGPTの落とし穴

突然ですが、皆様はChatGPTを使われたことはございますか?
非常に便利なAI知能ということで、様々な場面で活用されるようになりました。
実際に使われている方も大勢いらっしゃると思います。

ただ、中には誤った情報もかなり多く、上手に利用しなければ後々痛い目をみることもありそうです。
もし、気学でChatGPTを使っていらっしゃるなら、それは危険も孕んでおりますのでくれぐれも慎重にご利用いただきたいと願います。

私は必要性がなかったため、今までChatGPTを使ったことがありませんでした。
周囲の話では、かなり便利に使っている人もいる反面、簡単な問題でも誤った回答をしてきたと言う人もいて、良くも悪くも使い方次第なのかなといった程度の認識です。

それが、近頃ChatGPTに関するお問合せが徐々に増えてきたことで私も漸く知ることとなったのです。

「AIはこう回答しているが、法道会の見解はどうなのか?」
といった内容のお問合せなのですが、もうそのAIの回答がハチャメチャ過ぎて正直驚きました。
あたかも当会がそうした見解であるかのように受け取れる内容で、知らない人が見ればそうなのかと鵜呑みにされてしまう可能性も十分にあります。

お問合せをされるくらいですから、少なからず気学に興味関心があり予備知識もお持ちなのでしょう。
AIの回答内容に疑問を感じ、本当はどうなのか?とお問合せをくださるようです。
もしご連絡をいただければ、「その回答は誤りです!」と訂正することが叶いますが、普通はわざわざ確認までされることは少ないので、AIで得られた回答が即事実として認識されてしまうことも少なくなさそうです。

仮に、AIで得られた情報によって大きな失敗や災難に遭っても、結局のところ本人がきちんと調べずに情報の取捨選択を誤ったことが一番の原因ですが、AIの能力自体もまだまだ改善が必要との記事を目にしました。

情報量が多い分野ではその分AIも学習し、正確な回答が得られる可能性も高いそうですが、気学においては全くその逆です。
当会では曽祖父・園田真次郎時代から今日まで、様々な気学失敗や実証データを有しており、内部的にはその都度、気学運用法のアップデートを続けております。

しかし、その内容は長年かけて得られたノウハウで一般には広く公開できませんし、仮に公開したところで曽祖父式の古い気学理論がこれだけ市井に広まっている以上、世間には受け入れられないでしょう。

ですので、最新理論を知らないChatGPTが本当に有効な気学解説をすることなど不可能です。
AIを駆使して気学の開運を実行されたとしても、半分以上は失敗に終わる可能性があると言っても過言ではありません。ご注意ください。

忙しい現代人は、何よりタイムパフォーマンスを優先する傾向だとか。
私自身も、本当に重要なこと以外は入念に調べませんし、ネット検索をすれば大体事足りてしまうのも事実です。

ただ、ネット情報は全てが正しいわけではないということを常に念頭に置いておくことも大切でしょう。
ネット情報を基に回答するAIは、尚のこと間違った情報を私たちに提供することもあります。
あくまで使う人間側がしっかり情報を見極め、当たり前ですが自己責任で利用するしかありません。

因みに、私も「園田真次郎の子供は?」と聞いてみたところ、
「前沢一光が嫡出子との情報があるが、親子関係ではなく弟子、園田の意思を継ぐ後継者…」
的な回答が返ってきました。

いやいや、実の親子です。苦笑
園田真次郎の三男が園田恒雄であり、後の前沢一光です。
更に言うなら、前沢彰作は祖父のペンネームで全て同一人物です。

情報が乏しいのなら、「わかりません」とだけ回答してくれたらよいのに、AIはそこに尾ひれ背ひれを付けて回答するようで、全く違った印象を見た人に与えることもあるのだと初めて知りました。
とても勉強になりました。

ということで、仮にChatGPTが「法道会は○○だ!」と回答したとしても、その内容は誤っている可能性も十分にありますのでくれぐれもご注意いただきたいと思います。

ネットやAIが発達して非常に便利になった現代ですが、少なからず反作用もあります。
どうぞ上手に活かされてください。

最後に、本年も当ブログにお付き合いくださいまして誠に有り難うございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

また、鑑定は12/29~1/5までがお休みです。
令和8年度版気学暦につきましては、休暇中でもご注文を受け付けておりますので、お入り用のお客様はお問合せフォームよりご注文下さい

それでは、皆様よいお年をお迎えください。

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