本当の幸せって何だろう?

こんにちは!法道会の前沢です。
バタバタしていたらあっという間に10月半ばになってしまいました。今年もすぐにカウントダウンの時期がやってきてしまいそうですね。

さて、今日は一般的に考えられている幸せのかたちと、実際の幸せの違いについてお話ししていきたいと思います。
一口に幸せと言っても、その人の物の見方や考え次第で幸せのかたちは全く変わってきますから、
一概にこれが幸せだ!とは言えませんよね。

でも、「開運」と聞いて連想することは?と問われたら、たいていの人が
■金運が上がって豊かな生活になる
■仕事運が良くなる、出世する
■病気が完治する
■突然、良いことが起こる(ジャンボ宝くじが当たる、とんでもないチャンスが巡ってくる 等々)
といったわかりやすいことを連想されるのではないでしょうか?
現実に、それらが開運なんだと思っていらっしゃる方も非常に多いと思います。

ですから、仮に当会が指導する開運法(最善の時期と場所に転居すること)を使われても、それらのわかりやすい吉兆が起こらないとご自分が開運したとは認識されない方もいるかもしれません。 

ただ、実際の開運は、それらのわかりやすいものとは全く違った出方をすることも多い!ということをぜひ知っていただきたいのです。

でないと、既に開運効果が出ていらっしゃり、当初からは比べものにならないほど落ち着いた生活をなされていても、大きな吉兆が降ってこないといつまでたっても開運していないと思われ、しまいには、やっぱり気学なんて迷信じゃない?と怪訝に思われてしまうのです。

それでは折角、気学と縁が生じても結局は気学離れとなってしまい、残念でなりません。
開運する前と後で何がどう変化していくのか、気学を正しくご理解いただき、穏やかな人生のための一助として気学をご活用いただきたいと思います。

みんなが憧れる一大開運

世の中には上手いことをいって一大開運するような過大広告が目に付くことがありますね。
それらが本当なら、世の中のほとんどの人が幸せになってもいいはずなのにな~、と思うわけですが、中には藁をも掴む状況な方もいらっしゃいますから、そのような広告に飛びつかれてしまうのも無理はないですね。

よくよく考えれば、〇〇をするだけで一攫千金ができる!開運する!などあり得ないと頭では理解しつつ、人間は欲深い動物ですから、楽をして、簡単に幸せになれるなら肖りたい!と思ってしまうのでしょう。
しかし、その思いは開運の実態とはかなり乖離しておりまして、この世はそんな生易しい世界ではありません。

仮に、宝くじが大当たりし大金持ちになったとします。
余るほどのお金があればコツコツ働くことも馬鹿馬鹿しくなり、買い物だって、旅行だって、金額を気にすることもなくなり、自由気ままな暮らしに一変します。
そんな生活を続けていくと、いつの間にか本人にも家族にも慢心と気の緩みが生れ、心が膨張していくのですが、この時点ではまだ気がつきません。

生活の質も、交友関係も、何から何まで変化したことで考え方や処世が変わっていく。
そうすると、昔の謙虚さも円みも消えてしまうのはそう遠い話しでもないですね。

結局、気がついた時には今まで親しくしていた人や助けてくれた人は離れ、お金に集る人間だけが残る。
最後、お金が底をつくようなら、それらの輩も離れていく。
お金も何れ無くなり、大切な人までもがいなくなってしまったら、それこそ大金持ちになる前より不運です。

一時は、一大開運を果たしたように見えても、持続・継続できないのならそれは本当の幸せとは言えません
一時運が良くても、当会が言うところの「道」を外した人は、元のスタート位置か、それ以下に落ち込んでしまうという因果があり、棚から牡丹餅の一大開運をした人が、今までと同じように自らを律しながら生活し、その開運状態を生涯持続させられる人はほとんどいらっしゃらないはずです。
それほど、人間が大好きなお金によって、自ら墓穴を掘り、自滅していくのです。

本当にこの世は上手くできているな~と感心してしまうほど、自然界のルールは厳格なんです。

お金は生活する上で必要ですし、心に余裕を生みますので現状より収入をアップさせたいのは誰しも思うところですが、想定外の大金が手に入ると、概して人はダメになる傾向が強いもの。
それだけ人間は欲に弱い生き物ということで、必ずしも金運が上がり、生活が豊かになる事が幸せとは言えないのです。

開運したらどう変わる?

では、当会が目指す開運とは一体どんなものなのか?
どう人生が良くなっていくのか?ということをお伝えしたいわけです。

具体的な開運事例は内容も様々ですが、私がまず感じるのは開運された方の顔付きの変化です。
顔付き?そんなこと?と落胆なされないでください!
顔付きや表情って、その人の内面をモロに醸し出していると思いませんか?

鑑定の席で久しぶりにお客様のお顔を拝見すると、以前の印象とは全く変わってきた、と感じる瞬間があります。
その方から受ける雰囲気が穏やかになられたというか、角が取れてきたというか、なんとも表現が難しいのですが、明らかに昔とは違う!とわかります。
恐らく、ご自身は何も気がつかれていないでしょうが。

実は、私も自分自身に驚いたことがあります。
たまたま14、5年前の写真が出てきたのですが、そこに写っているのは別人か?と思うほど今の自分とはかけ離れた私がいました。笑顔ではあるものの、目つきが鋭く、醸す雰囲気もまるで違う、こんな顔で子育てをしていたのかと軽いショックを受けたほどです。

自分自身では何も変わってはいないつもり。
でも、開運転居してようやく9年が経ち、身をもって開運するとは何なのか、わかってきたのです。
私は、この9年間でお給料が倍増したとかそんなこともありませんし、思春期真っ只中の子供達のメンタルやら学校問題やらでずーっと悩みは尽きませんし、一切、棚から牡丹餅はありません!

それでも、離婚してからの方が貯金できるようになったり、シングルマザーですから余裕ができたとは到底言えませんが、昔に比べたら間違いなく生活が落ち着いてきた実感があります。

何より、一番の変化は気が長くなったことでしょうか。笑
それによって、物事への対処の仕方が変わったり善意に解釈することができ、(自分で言うのも何ですが、)考え方も随分と柔軟になりましたから、子供達との関係も思春期の割にはとても仲が良いです。

内面の変化は行動の変化や処世に繋がり、それによって人との出会いや縁、様々なタイミングも変化し、やがてはそれが人生の流れを変えていく。それが運だと理解しています。

ですから、一般的に見れば私はちっとも一大開運した人間なんかじゃありませんし、寧ろ、どちらかと言えば苦労している人間だと見られるはずです。
でも、あの写真の中にいた過去の自分と比べたら紛れもなく幸せになり、開運しつつあると言えます。

世間の方が期待するような開運の実態とはまるで違いますが、本人が平穏になった、幸せに1歩近づいた、と感じられるのなら、それは明らかに開運が始まっているのです。

最後に付け加えさせて頂くと、気学による開運法では事業運や金運の改善が見込めないのか?と誤解を招くかもしれませんが、そうではありません。
開運法といっても種類がありますので、どんな方位や時期に転居するかで起こってくる吉兆も変わってくるのです。

ただ、金運アップに拘っていつまでも開運の機会を逃すより、使える開運法を早く使うことの方が遥かに重要ですよ!

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