祝新成人!運を跳ねのけ前進へ

こんにちは、法道会の前沢です。

お正月がもう一ヵ月前の出来事だなんて驚きですね。
少し前には成人の日もありました。
新成人となられた皆さん、またそのご家族の皆様、誠におめでとうございます。
うちの娘も無事に成人式が済み、大きな行事が終わってホッとしています。

特に女の子の親御さんは何年も前から振袖の準備をしたり、当日は早朝から大忙しだったりで大変だったことでしょう。本当にお疲れさまでした。
私も疲労困憊だったのですが、バッチリ仕上がった満足気な娘を見たら肩の荷が下りたというか、母もこんな風にしてくれたんだな…と同じ立場になって有難みが染みてきました。

そして、着付け会場から次々に出てくる女の子たちを見ていると、この子たちはどんな人生を送るのだろう?頑張って進んで行くんだぞ!と心の中で勝手にエールを送ってしまったのでした。

自分の人生を振り返って思うに、私が歩んできた人生は、成人式当時の私には想像すらつかないことの連続だった、ということ。
全く考えもしない人間模様があり、想定外の問題が起こり、四苦八苦するなんて二十歳の私は知る由もありません。それほど内容の濃い人生を送ってきた自覚があります。苦笑

どんな人も人生には紆余曲折が付きもの。
生まれてからあの世へ行くまで、全く問題の起こらない人なんていません。表面上は見えなくても、何かしらの苦悩を抱えて生きている人が大勢です。


かなり前、家業が気学宗家という珍しい家に生まれついた私は、気学の勉強をしながら自分の運の悪さを知ることとなりました。
「気学宗家なのに運が悪いとはどういうことだ!?」と思われるかもしれませんが、気学は日進月歩で進化しているため、昔の気学理論で開運転居を実施しても吉方にならないことがあるためです。
私が子供の頃はそれが当時最善の開運選択でしたので、家族全員が吉方を使ったと理解していたわけですが、後年、様々な問題が露呈してきたことで失敗に気が付いたわけです。

この大失敗がきっかけとなり、当会の気学判断は大きく改善され鑑定精度も向上し、結果的には気学の解明に繋がりました。
ただ、凶の種蒔きをしたことには変わりません。

こうしたことがあって、私はすでに幼少期から凶の下地があるために、この運が時間をかけて成長し、大人になって次々と問題が噴出してきたのです。
災難の種は、すでに20~30年も前に蒔かれていた、なんて普通は考えもしないわけですが、それが事実なのですから昔の短絡的な気学理論では到底納得のいく答えなんて見つからないわけです。

不思議なことに、運は体力と同じで加齢が進むほどに低下していきます
どこかで吉方を使っていれば低下の度合いが緩やかになりますが、そうでなければ年を取るほど徐々に問題がでやすくなるものです。

逆に言えば、若いうちは気力やエネルギーが旺盛なので運自体は悪くても大きな問題として現象化しにくいことが多いもの。また、こんなことは人生によくある!と善意に解釈します。
(若いのにとてつもない問題を抱えているということは、それだけ若さではカバーしきれない方罪があると考えられます)

ですので、凶の大地に種が蒔かれたとしても一応は花が咲くのです。
ただ、植わっている環境(住まいの吉凶)が過酷なため、満開の花は咲かないかもしれない。
もしかしたら、途中で枯れてしまうかもしれない。
それでもまた必死に生きて、再生する可能性も若い人のほうが断然多い。

近年は、若い世代の精神疲弊が問題になっていますが、それは環境次第で大きく変わると私は考えます。
特に、お子さんや若者は何でも吸収が早い!言い換えれば、吉方に早く馴染み、その効果も出やすいということ。

若い方は気学なんて、方位なんて気にしないでしょうが、もし転居する機会があるなら吉方を使って長くその運を育ててほしいと思います。
若いうちは将来のことなんて見当もつかず、全く考えられないはずですが、運は何十年スパンで成長することを考えると、良い種蒔きは早いに越したことありません。

新成人の皆さんが、自分なりの人生を歩んでいけるよう願っています。

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