購入後の後悔も運の表れ

東京を中心に各地のマンション価格が高騰している昨今。
建築資材の値上がりや人材不足もあって、戸建の価格もマンションの修繕費用も上昇傾向だとか。

持家は金額が大きい買い物なだけに入念に検討しなければなりませんが、あろうことか自宅購入してから様々な失敗に気が付く人も…。

特に、本気で開運したい方はより慎重に検討する必要があります。

気学において、唯一の根本開運法が自宅の転居です。
その中でも、持家は賃貸より長期間住み続ける可能性が高く、開運法を使うベストタイミングでもあります。

気学や開運に全く関心のいない方にとっては必要ない話かもしれませんが、そうは言っても、住まいは人の運を形成する基盤となる要素であることはお伝えしておきます。


気学を長年やっている方にとって、転居や住まいの選択はとても重要です。
だからこそ、入念に土地や物件を比較検討するし、同じマンション内でも広さや家相なども異なるので簡単には決められません。

しかし、気学なんて知らず開運にもあまり興味がなかった人が、自宅を購入したことで逆に関心が湧いてしまう人もいます。

そうすると、世間の気学判断に照らして凶方転居だと落胆したり、何か改善策はないものかと世間によくある方位除けを実践したりと必死です。
もう少し早い段階で気が付いていれば回避できたり改善もできたという事例もしばしばあり、既に購入して住み始めている以上、大きな改善は期待できません。

こんなことなら、気学なんて知らないほうが心中穏やかだったと感じる人もいるでしょう。
知らぬが仏とは正にこれ。自宅の後悔は金額も大きいし、すぐに買い替えもできないのでショックも悩みもとりわけ大きい。
タイミングの悪さは、運の悪さの最たるものです。

こんな方もいます。
世に出回っている家相書を参考にしたであろう自宅の図面を持って来られ、「この家相はどうか?」とおっしゃるお客様。

これから新たに新築するなら色々と助言できますが、既に生活している家の家相についてあれこれ言っても改修工事をすれば方罪を増やすだけ。
ですので、やんわりとオブラートに包んで表現するしかありません。

そこまで家相を気にするなら、なぜもっと早く自宅を建てる前に鑑定に来ないのだろう?
と疑問に思うわけですが、きっとその方なりに独学で家相設計をされ、それが最善と判断されたのでしょう。
それが、転居後数年したら子供に色々と問題が出始め、自宅の家相に不安を抱かれたようです。

いやぁ…、家相も大事ですが、それ以前に転居自体の吉凶が重要なのです。
そういった基本的なことも、今更言ってもどうにもなりません。
もっと早くお越しいただいていたら…と残念に思うばかりですが、その判断とタイミングのズレがその方の運だと理解するしかないですね。

折角実現したマイホームで後悔しないよう、少しでも開運に関心のある方は購入・着工など動き出す前に入念な検討をされることをお勧めします。

本日もご覧いただきまして有難うございました。


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