自分も家族も、今特別に気になる問題があるわけでもなく生活も比較的に順調なら、今後の人生に強い不安を覚える人はまずいません。
物価高で生活が大変だ!とはいっても、それは世の中全体が同じ思いをしているので、自分だけが不遇を舐めているという感覚は少ないはずです。
少なからず、現状で深刻な問題を抱えているとか立て続けに心身を病むようなことが起こっているならまた違うでしょうが、そうではなく漠然とした先々の心配くらいでは、今後の人生に大きな不安を抱く人も少数です。
ただ、今は問題が見えなくても、明日が…来年が…どうなっているかは誰にも判りません。
急に問題が降りかかり、人生の軌道が大きく変わってしまうこともあります。
そして、問題が勃発するにはそれ相応の運命的な原因が必ずあり、今こうしている間にも問題の種(原因=方罪)が着々と育っているかもしれません。
しかも厄介なことに、運命作用は目視で確認もできず、また凶因が育ちながらも表面上は吉兆のように感じられることも多分に起こるため、楽観しすぎないように気をつけたいものです。
星の特徴
一般的な考え方として、【引越しなど諸々で気学的に凶方を犯していると悪いことや災難が起こり、逆に吉方を使っているから喜ばしいことや幸せな状態になる】と考えます。
でも、実は少し違います。
なぜなら、星の特徴によっては凶方を犯しているのに、表面上は吉兆らしいことが起こる場合があるためです。
凶方なのに良いことが起こるなんておかしい!!と思うかもしれませんが、9種類も星があるため、中には凶なのに一見すると吉のように感じられる特徴を持つ星もいくつかあるのです。

そのため、凶であっても結果として吉らしい喜びがあるなら問題はない!と感じる人もいるかもしれませんが、実は全くそうではありません。やはり最終的には凶なのです。
努力したことで正当な結果が返ってきたり、自分の目標に向かって着実に前進していて表面上は何も問題がなさそうに見えても、その裏で過度なストレスや消耗から心身を壊したり、人間関係や対外関係で深刻なトラブルを抱えたり、決して全てが順調とは言えない状況に陥ることが少なくありません。
場合によっては、その不調部分が足を引っ張り、順調だった仕事など表面上にも多大な影響を及ぼすことさえあります。
長い目で見れば、凶はやはり凶。
一時の喜びや幸せは感じても、それ以上の苦労や消耗も受けて結果、疲弊淘汰される。
それでも、人は表面上の判りやすい吉兆を見て喜び安堵してしまうので、今後来るかもしれない運の波は想定できないものです。

では、本物の吉とはどんなものか?というと、そうした表裏の違いがない、ということでしょう。
周囲と比べて公私問わず順調で穏やかであり、仮に平凡であっても心が掻き乱されるようなこともなく安定した状態、そしてその穏やかな状態が長く継続するのが吉です。
ただ、吉でも生きている限り何かしらの問題が起こる可能性はありますが、万が一、問題が起きたとしても冷静に善処できる。また、その問題が尾を引かない、ということも凶とは異なる特徴です。
一部分は順調で幸せを掴んだかのように見えても、他方で問題が山積みでは真の安らぎは得られず、本当の幸せとは言えません。ですから、見た目の印象で運を判断することは危険なのです。
不幸中の幸いは本当に幸い?
こんな話を耳にすることはありませんか?
「こんな大事故に遭ったけれど、奇跡的に無事で運が良い!!」
「こんな問題に遭ったけれど、この程度の被害で幸いだ!!」
聞きようによっては、何だか運に守られているような感じがしますね。
しかし、結果的に怪我がなかった、被害が少なかった…としても、現に災難とも言えるような問題が勃発している時点で幸いなんかじゃなく、不運が現象化していることに気が付かなければなりません!
本当の吉なら、そうした重大な災難に遭遇すること自体が稀で考えにくいことです。

こんな方がいます。
独立されてからお客さんも沢山付いている様子で、順調に会社が成長しているように見受ける方です。
でもある時、ちょっとした気の緩みから派手に転倒し、打ち所が悪く入院を余儀なくされました。
幸い体に大きな問題は残らなかったものの、ドクターストップがかかり1ケ月は休業に。
その後、無事にお仕事も復帰され、「不幸中の幸いでした~」とご本人はおっしゃっておりましたが、既にこうした問題が起こったということは紛れもなく凶の表れであり、今後も問題が出る可能性が高いな…と勝手に案じておりました。
その方の生年月日や具体的な移転歴など何も判らず、世間話くらいしかしない間柄ですが、ポイント、ポイントで耳にするお話に気学的な共通点がありますので嫌な予感がしつつ、こちらの思い過ごしであってほしいところです。
運は見えないので本当に厄介です。
でも、重大な何かが起こる前にはその前兆があったり、前にも小さなトラブルや問題等が起こっていたりすることも珍しくありません。そうした小さな出来事を軽視せず、楽観し過ぎない心構えで人生を歩みたいものです。
本日もご覧下さいまして有難うございました。
