運が良い人はスマートな対応をする

最近よく感じることがあります。人に何かを伝えるのは本当に難しいなと。
自分はこう思っている、○○だと伝えたつもりでも、相手にはそのまま伝わっていないこともあります。
中には、相手がそれを△△だと認識していることで双方の意見が食い違い、問題や軋轢が生じてしまうことも少なくありません。

これが対面で話していればそういった齟齬も比較的少ないのかもしれませんが、文字でのやり取りだとより食い違いや誤解も生まれやすいもの。また、ちょっとしたニュアンスを伝えるのは大変で、相手の主観が入ってくるため全く異なった解釈をされる可能性だってあるかもしれません。
結果的に、この少しの食い違い、勘違いが後々大きなズレを生むことに繋がるのですが、そのズレが発覚したとき、もしあなたならどのような対応をするでしょうか?


① 自分はきちんと伝えた(または相手からは聞いていない)ことを理由に相手を変えさせる

Aさん
Aさん

以前お伝えした通り、○○になります。

Bさん
Bさん

えっ?そんなの聞いていないわ!

絶対△△にしてちょうだい!!

② 自分はきちんと伝えた(または相手からは聞いていない)けれども自分が変わる

Aさん
Aさん

……。わかりました。
正しくお伝えできていなかったということは私の説明不足です。
今回は△△にさせていただきます。

Bさん
Bさん

そうよ!当然だわ!!

①と②、ごちらのパターンになるかはその方の置かれている状況や立場によって概ね決まってくることが多いでしょう。
上記の場合、Aさんがお願いする立場ということになるので、Bさんの意向を呑んだ形になります。
このやりとりを見ると、一見Aさんは譲歩したことで損をし、Bさんは自分の主張を通したことで満足気に映りますが、運命上は反対の評価です。

なぜなら、自己主張することで相手と摩擦が生じ自分の立場が悪くなる、結果的には運も悪くなるためです。
関係悪化を悔いてもすでに手遅れだったり、後に相手の協力を得る必要が生じたとしてもそれは叶わないかもしれません。
仮に店員とお客という関係なら、もう二度と関わらなければ良い!他の店を当たれば良い!と思うでしょうし、店員側は手を焼く客であったとしても、商売上は再度お客を受け入れるでしょう。

でも、これが近い人間関係ではそうもいきません。
感情をストレートに出し過ぎることで相手との関係にしこりを残し、本人は気が付かないうちに相手の心が離れてしまうからです。


しかも、自分が正しいと信じて疑わない方は、家族や近い人間関係においても自分の考えを曲げずに同じような振舞をしがちです。円満や協調といった客観的な視点は持てず、ご自分の考え・価値観のみに邁進していく自己満足の処世になりやすい。
そうした振舞になるには、なるだけの原因があるわけですが、しかし自己満足の処世を続けることで後々苦難がやってきても、それがその方に相応しい人生なのだと理解するしかありません。


伝え方は本当に大事です。
結果的には同じことを伝えているにしても、口調や態度、表情などのプラスαが付くことでそれを受け取る側の印象がかなり変わります。

例え自分の意に沿わないことを相手から言われても、感情任せに怒りをぶつける処世はスマートではありません。内心は腹立たしくても、その感情を自分でコントロールする、即ち、自分の怒りを表に出し過ぎないことでその場を円満に収め、問題を拗らせない振る舞いができる人、これが運の良い人だと思います。
世間では【器の大きい人】と表現されるように、逐次の感情に振り回されない処世は簡単ではありませんね。

でも、相手の怒りに応戦しているようでは、こちらも相手と同レベルということです。
ですから運の良い人はそんなことはしません。
自我を主張し過ぎるから運が悪くなり、相手に譲る余裕があるから運が良い


ただ、誤解がないように申しますが、何でも自分が譲歩する、我慢すればよいということでもありません。
必要があれば、相手が理解してくれるよう工夫しながら自分の考えを伝えなくてはなりません。
それでも相手に通じない伝わらないなら、
「あぁ、この人はこんな人なんだ」「自分とはレベルの違う人なんだ」と捉えればよいのです。

そうしたら相手への怒りなんて最初だけで尾を引きません。
一歩引いて全体を見ることで視点が変わり、寧ろ、こんな振舞しか出来なくて可哀想な人だな…くらいに見方が変わります。
これで無駄なストレスを少なく、心の乱れもない穏やかな日々を過ごせます。

運が良い人というと、表面的・物質的に満たされている人を想像しがちですが、本当に運の良い人は敵を造らず、淡々と自分の道を踏んでいける人だと私は思います。
そのためには、日常で感じる雑音や不快感にいちいち振り回されない心のゆとりが必要です。
概して、心にゆとりがないときは他者への気配りもできず、視界も狭いがために問題が起こりがちで、運の悪さに繋がってしまうの
ですから、心のゆとりを造るためにも法道の精神が重要なのです。
いつも平常心をキープしたいですね!

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