余裕がない世の中で生き抜くために、気学をやる意味

世の中に目を向けると、色々な意味で時代がどんどん変わっているなと感じます。
自分が子供の頃はこんな感じだった、青春時代はあんな風だった…なんて古い話を子供にしても、今は違うからね~ってことばかり。

最近の話を聞くと、40代の自分ですらはるか昔を生きてきたかのように感じてしまうのですが、昔は昔で良かった面もあるよな…と思うところがあります。

あくまで私の感覚ですが、昔は今よりも社会が豊かだったし、仮に人生が上手くいかなくても若いから何とかなる!何とかさせる!!の精神が今よりもあって、もう少し心に余裕があった人も多かったんじゃないかと。失敗したって、またそこから頑張れば良いじゃない!って具合に。

それが、今は大分変ってしまったようです。
様々な面で昔より生きづらくなったというか、心がギリギリで限界の人が多くなったというか…。
失敗すればそこから這い上がるのは難しいし、まず這い上がる気力もないと。
昔だって精神的に限界な人はいたと思いますが、それでも今ほどはうつ症状の人だったり心療内科は多くなかったわけですから、年齢に関係なく心が疲弊している人が時代と共に増えていることが判ります。

『無理して頑張ろうとは思わない、どうにもならなくなったら、すぅーと消えてしまえばいい』

そんな風に考えている若い子も多いと聞いて、言い表せない悲しさが湧いてきたことがあります。
生きることの楽しみや希望がなく、生きることに執着しない子が増えているんだそう…。

子供時代は、人間形成において最も重要な時期であり、運の原点が詰まっている核心時期でもあることが事例から判っています

こうした無気力な子が増えている原因の一つは、人間関係や家庭環境にあると考えられますが、それに加えて明らかに昔と比べ子供を取り巻く環境が厳しくなっています。

その最大の変化がスマホですよね。
我々親世代の多くは、子供のときにネットやSNSなんてない時代を生きていましたから。
友達と喧嘩したりして、リアルな人付き合いの中で揉まれ悩み、辛いことも楽しいことも経験してきたことで自然とメンタルが鍛えられました。
もちろん、当人の性格や人間性もあるため、良い意味で心が鍛えられた人ばかりではないでしょうが、でもそうした過程を経てきた多くの人達は少なからずストレスへの耐性ができ、ポキッと心がへし折れてしまう人も今よりはずっと少なかったように思うのです。

でも、今は小さいときからスマホがすぐ近くにあるので非常に便利な反面、その副作用もあります。

SNS内のいじめにその拡散の恐怖、ネット犯罪に巻き込まれたり、情報過多で常に誰かと比較したり他人の目を気にする日常。
そして、生身の人付き合いは疲れるからとリアルの経験を避ける子もいて、それでは益々心が鍛えられる機会を失い、より打たれ弱い子が増えていきます。

また、スマホが出てきたことで、親側もより過敏になりました。
ネットいじめや犯罪から我が子を守ろうと(という建前で?)スマホチェックしたり徹底的に子供を管理している話を耳にしましたが、それだって子供からすると大きなストレスになりかねず、親も疲れます。

親子双方が常に緊張状態では、何も良いことが起こらないと感じるのは私だけでしょうか?

さらには、大学進学が普通になっている昨今、進学校でなくても学校側がスピード感のある教育方針や進路決定を推し進めている場合もあって、私が知る昔の高校生活とは様変わりした印象を受けます。

またこれは昔から変わりませんが、受験では本人以上に親の熱量が強いご家庭もあって、そうしたお宅のお子さんはプレッシャーも相当なものだろうと…。
親が考える以上に子供は敏感で周囲の状況を察知しているので、常に気が休まらない日々が続けば心は弱るし、体調異変だって起こります。

こうした険しい時代に生かされている現代っ子たちは、【心】をすり減らしながら生きている子も多いはずで、この荒波に対応し乗り越えていくだけの【心】を備えているか否かが運を分けるとも言えるでしょう。

は環境次第で決まる
だからこそ環境が大事なのです。
親子関係など、変えられない仕方ない環境もありますが、変えられる環境だってあるのです。

私たちは問題に直面すると、自ら環境変化を起こしてその問題を乗り越えてきました。
学校で問題が起これば転校したり、会社で問題が起これば転職だってするように。

でも、それらの環境変化はあくまでも末端を変化させただけに過ぎず、根本原因は何も改善していません。

現に、転校や転職で一時は問題解決したように思えても、また次から次へと別の問題が起こることがありますが、その原因が自分の【運】や住まいにあると考える人はまずいません
よって、まず転居をして環境整備する!という発想が全く湧かないため、非常に大きな損をしています。


知っていても興味がなく自ら選択しないことと、全く知らずに選択できなかったのでは天地の差。
今すぐ転居ができなくても、長い人生の間にはいつか転居するときが来ます。その時に気学を知っているか否かの違いは後々大きな差となり、年数が経過するほどに運命差は大きく開くでしょう。

特に、若い人は人生がこれからいくらでも変化していくため、そこでさらに気学的な環境整備をしていただければより人生の変化を感じ取っていただけるはずです。


その最たる変化が、どんな人と出会うか、どんな場所と縁付くかであって、全て【運】が関係します


出会う人や場所が変わるだけで、人生は全く予想もしなったほうへ好転していくことだってあるのですから、今人生が不調だとしてもすぐに人生を諦める必要はありません。
人生を悲観するなら、気学を試してみてからにしませんか?

環境を整えると【心】が徐々に落ち着き、少しづつ心のゆとりが生まれ、やがて【運】も変化していきます
全ては環境が肝心、人はその環境に染められているだけ。

人生に行き詰ったら、あなたに相応しい環境を整えてみましょう!
時間が経つと、今まで見ていたことも違った景色に見えてくるはずです!








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