気学を知ろうとする際、最初に行うことは気学判断の基準となる自分の星命を知ることです。
気学の知識が何もなくても、ネット検索をすれば簡単に自分の星命を把握できる便利な時代になりました。
そして、世の中に溢れている気学情報から各星命の特徴や今年の運勢などを見てみると… 自分と照らし合わせても近からず遠からず…と感じる方も多いのではないでしょうか。
確かにそうだ!と納得を得られている人は意外と少数で、「占いはその程度!」と考える人も多いもの。
でも、それは当然なのです!
星命のみで分かることは、その人のほんの一部分に過ぎません。
気学の核心は、あくまでも『星命×環境の累積』なのですから。
同じ星命で天地の差
気学も一種の星占いと言えますから、星命によって考え方や行動の特徴がみられたり、今年一年の傾向などをざっくりと把握することはできます。以前も星命について書いていますので、宜しければこちらもご覧ください。
しかし、気学を知っていくと、同じ星命の人であっても異なる価値観を持つことや全く違った人生経路を歩んでいる人も多いことに疑問を抱くかもしれません。
それはなぜかと言うと、同じ星命であっても誕生から今日までの環境から受けた刺激が全く異なれば、近い部分はあっても全く異なる人物が出来上がるためです。
当たり前と言えば当たり前のことなのに、気学をやっている方の中には「自分は星命が一白だから○○だ!」と決めつけている人も多いものです。
気学は、単にその人の星命のみで全てを判断する占術ではありません。
一白の人であろうと、九紫の人であろうと、どのような環境刺激(方位作用や様々な環境要因)を受けてきたかによっては本来の星命と受ける印象に大きなギャップがある人もいます。

例えば、共に凶方だとしても一白の人が二黒凶方を使っているのと九紫凶方を使っているのでは印象が大きく異なります。
そもそも一白は、非常に穏やかで表面上は自己主張が強くない星質ですが、二黒の凶方を犯すことで自己主張が更に表に出てこなくなり、自分の思いはあってもかなり控えめな処世に傾きやすい傾向があります。
それが九紫の凶方ですと反対です。九紫は白か黒かのはっきりした星質ですから、一白の柔らかい部分はありつつも自分の考えはしっかりと突き通し前進していく傾向です。
このように、過去に受けてきた環境刺激が運命作用となって人物形成に影響するため、同じ星命の人同士でも価値観や処世までもが異なり、一般的な気学解説とは合致しないことも少なくありません。
また、過去に受けた運命作用が一つとは限りませんので、複数の運命作用が混ざっていることもあります。
そうなると、自分の星命にプラスして更に複数の星の要素が加わり、より複雑な現状運になっていることも。中には、気学に疑問を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、正しい気学判断と運用法をご理解いただければきっとご納得いただけるはずです。
面白いほどの複雑さ

こうしてみてくると、気学上の星命は9つですので9種類の人物に分類できますが、さらにそれぞれが影響を受けている環境刺激(運命作用)をかけ合わせれば無限の人物像が出来上がることになります。
鑑定を行う前、事前の資料からこのお客様はこんな方かな?と想像していても、実際に対面でお話をさせていただくと全く印象が異なる方もおりますし、やはり想像通りで資料の内容に間違いはない!と確信が持てる方もいらっしゃって、本当に多様だな~と感じます。
吉方にしても使う星によってその後の展開が変わり、家族全員で転居しても吉方になる方もいれば残念ながら凶方を甘受せざるを得ない方もおって、その後の経過も実に様々です。

どの様な人生模様になろうと、その方の生まれ持った星命と過去~現在までの環境累積によって自分自身が出来上がり、また運の流れも出来上がります。
ですから、星命だけでその人物の全てを理解することは到底不可能です。
気学は知るほどに面白く、奥が深く、難しい…。
だからこそ、私共は日々気学の究明を続け、皆様に最新の気学をお届けできるように努めております。
本日もご覧いただきまして誠に有り難うございました。
